包茎手術をするにあたって、切ったり痛みがあることを不安に感じている人は少なくないです。そこで切らない包茎手術を行なっていると謳っているクリニックも少なくなく、あまり考えることなく手術をしてしまうことがあります。しかしどのような手術にもリスクがあり、切らない包茎手術を受けたことによって後悔する人も出てきます。
切らない包茎手術をして後悔しないために、どのような失敗談があるか学ぶことで満足ができる仕上がりになります。包茎手術は日常生活に支障があるため改善したい人もいますが、それに伴い造形にこだわる傾向もあるので注意が必要です。
切らない包茎手術はどのような方法か
包茎の場合患部が体内に埋もれている部分が多く存在しており、下腹部に脂肪が多くついている人は通常よりも縮まっていることが多いです。切らない包茎手術は埋もれている部分を引き出す方法で、通常時よりも3〜8cmくらい長くなります。患部の短さに対して悩みがある場合でも、痛みや傷跡が気になって切る方法を躊躇する人も少なくありません。
リスクを回避しながら患部を長くする方法が、切らない包茎手術でどれだけ長くできるかを事前に確認する必要があります。切らなくても包茎を改善することができますが、体内に埋もれている部分を引き出すことで余分な包皮が後退します。これにより包茎が改善される仕組みですが、付け根の上の部分を3cmくらい切開して体に埋まっている恥骨と癒着しているところを剥離していきます。これを引き出して固定する方法ですが、傷跡は体毛で隠れるので目立ちませんし、患部の状態や体型に合わせて手術方法を選ぶことができます。
下腹部の皮下脂肪が多い人は、その脂肪により患部が埋没している傾向にあり、そこから患部を引き出す方法もあります。埋もれている患部に余裕があっても包皮が足りていないときは、下腹部の皮膚をスライドさせながら引き出していきます。
切らない包茎手術の失敗談は
切らない包茎手術ということで、痛みがなかったり傷跡も残らず、引き出すだけで長くなるイメージがあります。しかしそれでも手術になるので、ダウンタイムがあり日常生活でも支障を感じるケースもあります。そこで手術をして後悔したりすることもありますし、手術後はすぐに機能しないので失敗談としてよく言われます。切らない包茎手術は無理やり糸で結んでいることもあり、はじめは引っ張られているような違和感や、痛みを強く感じることもあります。
痛みや違和感は糸が取れない限りはずっと続くことになり、軽い内出血も最長2週間くらい継続します。手術をした後の行動に制限はありませんが、痛みや違和感が続くので後悔する人も多いです。また切ることはないですが、穴を開けて脂肪を無理やり吸引するので、穴は小さいですが内出血や腫れがあり痛みを伴うこともあります。
出血を抑えるために腹巻のようなものを、1ヶ月くらいつける必要があるため、見た目での失敗談も多く見られます。脂肪吸引をした場所の痛みや内出血や、腫れが1ヶ月続くこともあり内出血を抑えるために、吸引した部分の圧迫をすることになります。失敗談は多くありますが、糸による違和感や痛みが継続することで、手術前の方が良かったというケースも多いです。
失敗談を学んで切らない包茎手術をする
切らない包茎手術は根本にある靭帯を、お腹の皮膚へ糸で固定する方法なので、靭帯が骨に固定されることで動かない仕組みです。伸び縮みする可能性があるお腹の皮膚と固定することになるので、お腹が凹むためそれだけ長く見えるようになります。最終的には長くなったのではなく、お腹が凹むことにより長く見える状態に持っていきます。
無理やり糸で結ぶので、痛みを強く感じますし痛みを訴え続け、固定している糸を除去する失敗談もあります。また結んでいるだけなので切る方法と比べると、糸が緩みやすく元に戻る可能性も高いです。下腹部の脂肪吸引を行う方法がありますが、切らないですがお腹に小さな穴を開けて脂肪を吸引していきます。その周りの血管も傷つく可能性が高く、内出血が強く出ますし長を傷つける可能性があるので注意が必要です。脂肪を吸引する量に差が出ることもあり、手術痕がデコボコした状態で残ってしまうことがあります。
せっかく手術をしても太れば再び脂肪がつくので、再手術をする可能性もあるので肥満には注意します。このように失敗談はありますが、切らないという良い面だけではなく、デメリットもあることを知っておく必要があります。
まとめ
切らない包茎手術は全くメスを入れず、皮膚に穴を開けないイメージですが実際には痛みが強く残るケースもあります。安易に手術をしてしまうことで、ダウンタイムが長く続いたり肥満を繰り返すことで元に戻ってしまいます。クリニックでの失敗談をあらかじめ調べておくことで、リスクを軽減できますし、切る包茎手術を選択することもできます。
切らない包茎手術は切る方法と違い、どちらかといえば元に戻りやすい性質があるため、安易に決定しないようにします。どちらが自分に向いているかわからない時は、クリニックでカウンセリングを受けることもできます。